蒲田,東京都大田区,蒲田の内科,消化器・胃腸内科,苦しくない・痛くない・内視鏡,胃カメラ,大腸カメラ,ピロリ菌,すい臓,肝臓,胆のうの病気,がんにも対応,手術も上手と評判の三光クリニック。川崎・東京・品川方面からもアクセスしやすい立地。

 ■肝臓について

 

7500例以上(年間250例以上)の肝臓がんの診断・治療にたずさわってまいりました。
肝臓がんの早期診断、予防を中心に診療を行います。

 肝臓は他の臓器と違い、自覚症状が現れにくいという特徴があります。放置しておくと知らない間に肝硬変、肝臓がんへと、どんどん病気が進行してしまうことがあるので、できるだけ早く正確な診断をして、治療を始めるようにしましょう。

 

A型肝炎

 主に水や食べ物を介して感染します。特に若い人の抗体保持者が非常に少ないため、衛生状態の悪い海外で感染するケースも少なくありません。慢性化することは、ほぼありませんが、重症化したり炎症が長引いたりすることがあります。A型肝炎ウイルスにはワクチンがあるため、ワクチン接種により予防することができます。

 

B型肝炎

 主に血液や体液から感染するケースが多いです。以前は、母子間を介して感染することが多く見受けられましたが、最近は、健康的な成人が感染した場合に慢性化しやすい欧米型のB型肝炎が増加傾向にあります。性的接触によって増えるケースが多いですが、ワクチン接種による予防が可能です。

 

 
出典 肝炎ネットより 
 

 B型肝炎は、一度慢性化すると、完全にウイルスを体内から排除することは困難です。また、キャリアとよばれる状態から肝臓がんが見つかることがあります。そのため、B型肝炎ウイルスの感染状態を正しく評価し、定期的な血液検査と超音波検査を行う必要があります。慢性肝炎であれば、核酸アナログ製剤を用いることでウイルスの増殖をおさえ肝炎を鎮静化させ、肝硬変、肝臓がんへの進展を抑制することができます。

現在、主に使われている核酸アナログ製剤は、下記の2つです。

  1. バラクルード
  2. テノゼット また、35歳未満の方はインターフェロン治療も行われています。
  3. ペグインターフェロン×48週間
 

 

C型肝炎

 血液を介して感染します。性的接触による感染はB型程多くはありませんが、覚せい剤などの注射器の使いまわし、入れ墨などの針の使いまわし、ピアスなど不衛生な処置によって感染が見受けられます。

出典 国立国際医療研究センター研究所 肝炎情報センター

 

 C型肝炎は、抗ウイルス薬の進歩が目覚ましく、ほとんどの患者さまは内服治療によりウイルスが消失する時代になっています。すなわち、新しい抗ウイルス剤の内服治療により、100%近い効果が期待できます。

現在、主な治療法は下記の3つです。

  1. ソバルディ+コペガス
  2. ハーボニー
  3. ヴィキラックス


いずれも、3か月間の内服のみで治療可能ですので、一度ご相談ください。

C型肝炎は放置すると肝臓がんになりますので、積極的に治療しましょう

 

 

B型・C型肝炎ウイルスの感染予防

B型およびC型肝炎ウイルスは、体内で主に肝臓と血液中に存在します。そのため、感染している人の血液が自分の体の中に入ると感染する危険性があります。しかし、日常生活において基本的な注意事項を守っていれば、感染することはほとんどありません。
特に以下のことに心がけましょう。

  • 他人の歯ブラシやカミソリなどは使用しない。
  • 感染した人の血液や分泌物がついたものは、他の人が触れないよう、しっかり包んで捨てる。また、それを洗濯する場合は漂白剤に付けた後、流水でしっかり洗い流し、他の人の洗濯物とは分けて洗濯し、日光にあてて乾かすようにする。
  • けが等の手当ては、できる限り自分で行い必要があれば医療機関に受診する。他人のけが等の手当てを手伝う場合は、肝炎ウイルス等に感染している可能性も考え、手袋を装着するなど、血液や分泌物に直接触れないように行う。万一、他人の血液が付着した場合は流水でしっかりと洗い流し、心配であれば検査を受ける。
  • 感染している人との性的接触には、コンドームを使用する。
  • B型肝炎ウイルスには有効なワクチンがあります。感染予防のために予防接種を受けましょう。なお、C型肝炎に対するワクチンは現在のところ、ありません。

出典 神奈川県衛生研究所より

 

脂肪肝・脂肪肝炎

 肝臓に関する病気の中でも、最も多く見られるのが脂肪肝です。脂肪肝は、肝臓の細胞に中性脂肪が沈着する病態で、脂肪肝に炎症が加わり、線維化してしまった状態を脂肪性肝炎と言います。脂肪性肝炎になると炎症が進行し、やがて肝硬変になり、場合によっては肝臓がんにまで進行してしまうこともあります。

 原因は栄養の摂り過ぎの他、糖尿病や過剰なアルコール摂取などが多く、稀に薬剤によって発病することもあります。自覚症状はほとんどありません。

 

 

 健診受診者のうち35%が脂肪肝、2%が非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)という報告も。

 

 日本における単純性脂肪肝の患者さんは1000万人以上います。
その約1割の100万人が脂肪性肝炎(NASH)に罹患していると推定されます。さらに、10年で20%が肝硬変へ進行、8%が肝臓死に至るという報告も。

 治療の原則は原因の排除です。肥満、糖尿病に伴う脂肪肝では、食事療法、運動療法、血糖コントロールが基本になります。

 三大栄養素の摂取比率は、糖質:たんぱく質:脂質=5:3:2とします。また、1日の摂取カロリーは、標準体重×25~35kcal(家事・軽労働25kcal、肉体労働30kcal、 重労働35kcal)が望ましいと思われます。

 運動療法は急に運動をしないで、たとえば歩行から開始して、徐々に運動量を上げていきます。3日毎に500歩ずつ負荷を増やしていき、 10,000歩可能になれば20分のジョギングにしてみる。心拍を見ながら更に時間を長くしていければよいと思います。

 

肝臓がん


出典:
Durazo. Journal of Gastroenterology
and Hepatology. 23(2008):1541
 

 肝がんには、肝臓から出た「原発性肝がん」と胃や大腸など他の臓器のがんが肝臓に転移した「転移性肝がん」があります。「原発性肝がん」の90%以上は「肝細胞がん」です。一般的に肝がんというと「肝細胞がん」を指します。

 肝細胞がんの原因の約70%がウイルス性肝炎(60%がC型肝炎、10%がB型肝炎)、約30%が非ウイルス性肝疾患(アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝疾患など)です。近年、肥満や糖尿病や脂質異常症などによる非アルコール性脂肪肝炎から肝細胞がんが多く発生しています。肝細胞がんを早期発見するためには定期検査が重要です。

 現在、肝細胞がんには手術(肝切除)以外にラジオ波焼灼療法という内科的な低侵襲治療が開発されております。内科的に治療を行うには、なるべく早期の段階でがんを発見する必要があり、その意味で定期的な検査が重要になります。

肝細胞がんの予防

1 肝炎ウイルスを抑える治療

  1. インターフェロン製剤による治療
  2. 直接作用型抗ウィルス薬による治療
  3. 核酸アナログ製剤による治療

2 肝臓の炎症を抑える治療

グリチルリチン酸製剤やウルソデオキコール酸製剤などの肝庇護薬には、肝臓の炎症を抑える作用があります。

3 生活習慣病の治療

非ウイルス性肝疾患による肝細胞がんが増加しています。
アルコール性肝障害や、肥満、糖尿病、脂質異常症などが原因の非アルコール性脂肪肝炎から肝硬変や肝細胞がんに進行します。そのため禁酒や体重減少、糖尿病や脂質異常症の治療が重要です。
 

院長が診断した早期肝ぞうがんの代表例

 

60代、男性。
大きさ12mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

40代、男性。
大きさ6mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

50代、男性。
大きさ10mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

 

50代、女性。
大きさ17mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

60代、女性。
大きさ11mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

 

 

60代、男性。
大きさ20mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

40代、男性。
大きさ13mmの肝細胞がん。
ラジオは治療にて完治しました。

 

Q&A

体質性黄疸とは

血液中の赤血球が分解されていく過程で、ビリルビンという色素物質が作られます。これが体内で異常に増えた際に皮膚の色がビリルビンの色、すなわち黄色くなることを黄疸と呼びます。

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